ことい‐うし【特牛】
《古くは「こというじ」とも》頭が大きく、強健で、重荷を負うことのできる牡牛。ことい。こってい。こといのうし。「しぶしぶに馬鍬(まぐわ)引く小田の—打たれぬ先に歩めと思へど」〈草径集〉
こっとい【特牛】
《「ことい」の音変化》「こというし」に同じ。〈日葡〉
こってい【特牛】
《「ことい」が「こっとい」を経て音変化したもの》「こというし」に同じ。「ずいきの長(たけ)の余る—/孤屋」〈炭俵〉
イーベイン【(ドイツ)Iwein】
ハルトマン=フォン=アウエによる長編叙事詩。1200年から1205年ごろの成立。アーサー王伝説に属する作品で、獅子(しし)の騎士ことイーベインを主人公とする。
ろう‐さ【老者】
老人。年寄り。ろうしゃ。「いで、いと興あることいふ—たちかな」〈大鏡・序〉