お‐ふく【御福】
1 「ふく(福)2」に同じ。「多聞の—を、清水にて給はらうずる間」〈虎明狂・毘沙門〉 2 おたふく。おかめ。「姫君はさて置きたとへ餅屋の—でも」〈浄・反魂香〉 3 文楽人形の首(かしら)の一。...
おふくろ
田中千禾夫の処女戯曲。昭和8年(1933)「劇作」誌に発表。1幕。同年、築地座にて初演。昭和30年(1955)久松静児監督により映画化。
お‐ふくろ【御袋】
自分の母親を親しんでいう語。古くは敬称として用いたが、現在では主に男性が、他人に対して自分の母をいうのに用いる。⇔親父(おやじ)。 [補説]作品名別項。→おふくろ
おふくろ‐の‐あじ【御袋の味】
子供のころに母親が作ってくれた料理。また一般に、家庭料理のこと。
おふく‐わけ【御福分け】
[名](スル)「ふくわけ」に同じ。「いただいた柿を—する」