おおせ‐あわ・す【仰せ合はす】
[動サ下二]「言い合わせる」の尊敬語。ご相談になる。「上皇もこの大臣を深く御頼みありて、—・せらるる事懇(ねんごろ)なり」〈古活字本保元・上〉
[動サ四]
に同じ。「ソノ夜ノ酒宴ニ、コノ謀叛...
おおせ‐つかわ・す【仰せ遣はす】
[動サ四]上の者が下の者に命じる。お言いつけになるために、人をおやりになる。「京のけいしのもとに—・して」〈源・須磨〉
おお‐はらい【大払ひ】
大みそかの支払い勘定。「ここにて年をとるが我等が家の嘉例といふは、—の借銭(しゃくせん)すましかねるゆゑなり」〈浮・胸算用・四〉
おおみや‐づかえ【大宮仕へ】
《「おおみやつかえ」とも》宮中に奉仕すること。「藤原の—生(あ)れつくや娘子(をとめ)がともはともしきろかも」〈万・五三〉
おおやけ‐づかい【公使ひ】
朝廷からの使い。勅使。「—来たりて付けたりし封を開きて」〈今昔・二・三三〉