かちん
《「かちいい(搗ち飯)」の音変化という》「餅(もち)」をいう女房詞。おかちん。
かちん【褐】
《「かち」の音変化》「かち(褐)1」に同じ。「—の直垂(ひたたれ)に小桜を黄に返したる鎧(よろひ)着て」〈保元・上〉
カチン【Cathine】
ミャンマー北部のカチン州や中国雲南省などに居住する少数民族。ジンポー(景頗)。 [補説]広義には、ミャンマー北東辺境部の山地に居住するアツィ族・マル族・ラシ族などを含む。
かちん
[副] 1 小さな堅い物が他の堅い物にぶつかるときの音を表す語。「石は鉄管に—と当たった」 2 (多く「かちんと来る」の形で)他人の言動を不愉快に思うさまを表す語。「見下すような態度に—と来た」
かちん‐かちん
[副]堅い物が連続してぶつかるときの、軽く澄んだ音を表す語。「あちこちで—とグラスを合わせる音がする」 [形動] 1 非常に堅いさま。かちかち。こちこち。「—に凍ったアイス」 2 緊張や恐怖...