きよめ【清め/浄め】
1 よごれを除き、清浄にすること。「まだ—もやらぬ火皿のマッチ巻莨(シガー)の骸(から)と共に」〈蘆花・不如帰〉 2 罪やけがれなどの不浄を取り除くこと。また、その役割をするもの。「—の火」「お—」
きよめ‐がみ【清め紙】
便所で使う紙。落とし紙。
きよめ‐の‐しお【清めの塩】
不浄を清めるための塩。葬式から帰ったときに用いる塩や、力士が仕切りの際に土俵にまく塩などをいう。
きよめ‐の‐みず【清めの水/浄めの水】
⇒力水(ちからみず)
きよめられたよる【浄められた夜】
《原題、(ドイツ)Verklärte Nacht》シェーンベルクの弦楽六重奏曲。1899年作曲。1917年に弦楽合奏版がつくられた。作者の初期の代表作として知られる。浄夜。