ぎおう【祇王/妓王】
平家物語に登場する人物。京都の白拍子。平清盛の寵愛(ちょうあい)を受けたが、のち、自分の推挙した仏御前にその寵が移ったため、母・妹とともに尼となり、嵯峨(さが)往生院に隠棲した。 謡曲。三番...
ぎおう‐じ【祇王寺】
京都市右京区嵯峨にある真言宗大覚寺派の尼寺。明治28年(1895)往生院の跡に再建された。祇王・祇女(ぎじょ)およびその母の墓である宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。
ぎ‐おん【祇園】
《「祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん)」の略》中インドの舎衛(しゃえ)国にあった祇陀(ぎだ)太子の林苑。のち、給孤独と称された須達(しゅだつ)長者が買い求めた。祇陀林。給孤独園。給孤園。 ...
ぎ‐おん【擬音】
映画・演劇などで、実際の音に似せて人工的につくり出した音。効果音。サウンドエフェクト。
ぎおん‐え【祇園会】
京都市の祇園社の祭礼。昔は毎年陰暦6月7日から14日まで行われたが、現在は7月17日から24日まで。山鉾(やまぼこ)巡行などがある。夏の疫病よけのご利益があるとされる。祇園御霊会(ごりょうえ)。...