け‐しき【化色】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が神通力でさまざまに変化してあらわれる姿のこと。
け‐しき【気色】
1 物事のようす。自然界のありさま。「寺の内(なか)の—は違ったものだと思ったよ」〈藤村・破戒〉 2 何かをしようとする、また、何かが起ころうとする、きざし。けはい。「居座って、帰る—も見えない...
け‐しき【景色】
《「気色(けしき)」と同語源》 1 観賞の対象としての自然界の眺め。風景。「—がよい」「雪—」 2 陶磁器、特に茶陶の見所の一。頽(なだ)れ・窯変・斑文(はんもん)など、不測の変化の部分をいう。...
気色(けしき)悪(あ)・し
機嫌が悪い。「大将の事につきてこそ、たびたび—・しうくるしけれ」〈宇津保・楼上上〉
気色(けしき)あ・り
1 一風変わっていて趣がある。「式部が所にぞ、—・ることはあらむ」〈源・帚木〉 2 普通でない。あやしげである。「これは盗人の家なり、あるじの女、—・る事をしてなむありける」〈更級〉
けしき【景色】
〔ある土地全体の〕scenery;〔個々の眺め〕a view;〔限られた一風景〕a scene;〔陸地の〕a landscape;〔海の〕a seascape景色の scenic日本の景色Jap...
けしき【気色】
1⇒けはい(気配),ようす(様子)2⇒きげん(機嫌),けしきばむ(気色ばむ)
けしきばむ【気色ばむ】
show one's anger [displeasure]野次られて講演者は気色ばんだThe speaker was nettled by the heckling he received.私...
けしきの【景色の】
scenic日本の景色Japanese sceneryよい景色fine [beautiful] scenery/a fine viewのどかな春の景色a peaceful spring sce...