ほうかい‐じ【法界寺】
京都市伏見区にある真言宗醍醐派の別格本山。山号は、東光山。通称、日野薬師・乳(ちち)薬師。弘仁13年(822)日野家宗が別荘を寺としたもので、開山は最澄。永承6年(1051)に日野資業(すけなり...
こく‐ぎ【国議】
国家の重要な会議。国の最高機関での議論。「四十九万の人は最初より—に与(あずか)るを得ざる訳(わ)けなり」〈福沢・文明論之概略〉
けなり‐が・る【異なりがる】
[動ラ四]《形容詞「けなりい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの》うらやましく思う。「芸子に目をつかはせ、下なる見物に—・らせける」〈浮・胸算用・三〉
こころ‐はやり【心逸り】
心が勇み立つこと。気がせくこと。いらだつこと。「—のままに、祐成(すけなり)いかにもなるならば」〈曽我・八〉
心地(ここち)行(ゆ)・く
気分がさっぱりとする。気持ちが晴れ晴れする。「鳥のさへづるほど、—・き、めでたき朝ぼらけなり」〈源・絵合〉