け‐わい
《「気(け)這(は)ひ」の意。「気配」の字を当てて現代では「けはい」という》 1 漠然と感じられる物事のようす。雰囲気。特に、音・声・においなどによって感じられる物事のようす。また、その音やにお...
け‐わい【化粧/仮粧】
《前項の「けわい」から》けしょう。おつくり。「ことに女は—と言うて、我が顔に白粉(うしろい)といふ物を塗り」〈虎清狂・鏡男〉
けわい‐ざか【化粧坂】
高貴な姫君や有名な遊女が、そこで化粧をしたという伝説の残る坂。また、その伝説。 [補説]地名別項。→化粧坂
けわいざか【化粧坂】
鎌倉市北西部にある坂。葛原からくる急坂で、鎌倉七口の一。
けわ・う【化粧う/仮粧う】
[動ワ五(ハ四)]《「けわい」の動詞化》化粧をする。「目立たぬほどに薄(うっす)りと—・っている」〈二葉亭・平凡〉