あい‐かた【合方】
1 能楽で、謡(うたい)の伴奏をする大鼓(おおつづみ)・小鼓(こつづみ)・太鼓・笛による演奏。 2 邦楽で、唄と唄との間をつなぐ、三味線の合いの手の特に長いもの。長唄に多い。 3 歌舞伎の下座音...
あい‐き【哀毀】
父母などの死を悲しむあまり、体がやせ衰えること。「—骨立(こつりつ)」
あい‐ばさみ【相挟み】
数人で一つのものを箸(はし)で挟み合うこと。また、箸から箸へ受け渡すこと。火葬の骨揚(こつあ)げのときの習慣で、日常はこれを忌む。
アキレス‐けん【アキレス腱】
1 ふくらはぎにある腓腹(ひふく)筋・平目(ひらめ)筋を、かかとの骨に付着させる、人体中最大の腱。踵骨腱(しょうこつけん)。 2 《神話アキレウスの故事から》いちばんの弱点。「相手の—をつく」
あっぱく‐こっせつ【圧迫骨折】
骨に外力が加わり、押しつぶされるように折れること。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や骨腫瘍で骨が弱くなっている場合は、転倒による軽微な外力でも起こることがある。
頭
I1〔人・動物の首から上〕a head頭のてっぺんthe crown of the head頭から足の先までfrom top to toe/from head to foot頭から落ちるfall...
当て擦る
make an insinuation ((about));《口》 take a dig ((at))彼は忠告にかこつけて私のことを当てこすったHe made insinuations abou...
打つ
I1〔たたく〕strike, hit(▼うまく打ち当てる意味を含む);beat(▼ある意図をもって続けざまに打つ,対象が人の場合には「痛めつける」という意味を含む);〔平手で打つ〕slap;〔げ...
会得
会得する understand; comprehend; grasp (the meaning of); master会得しやすい[難い]easy [hard] to understand [l...
えとくする【会得する】
understand; comprehend; grasp (the meaning of); master会得しやすい[難い]easy [hard] to understand [learn...
あくせく
[共通する意味] ★休む間もなく事を行うさま。[英] (to work) hard(あくせく働く)[使い方]〔あくせく〕(副)スル〔営営〕(形動(たる・と))〔せっせと〕(副)〔こつこつ〕(副)...
こつこつ
[共通する意味] ★休む間もなく事を行うさま。[英] (to work) hard(あくせく働く)[使い方]〔あくせく〕(副)スル〔営営〕(形動(たる・と))〔せっせと〕(副)〔こつこつ〕(副)...
なげく【嘆く】
[共通する意味] ★腹立たしく思って恨み悲しむ。[英] to grieve (about)[使い方]〔嘆く〕(カ五)▽政界の腐敗を嘆く▽わが身の不運を嘆く〔かこつ〕(タ五)▽不遇をかこつ▽無聊(...
せっせと
[共通する意味] ★休む間もなく事を行うさま。[英] (to work) hard(あくせく働く)[使い方]〔あくせく〕(副)スル〔営営〕(形動(たる・と))〔せっせと〕(副)〔こつこつ〕(副)...
えいえい【営営】
[共通する意味] ★休む間もなく事を行うさま。[英] (to work) hard(あくせく働く)[使い方]〔あくせく〕(副)スル〔営営〕(形動(たる・と))〔せっせと〕(副)〔こつこつ〕(副)...
かんこつだったい【換骨奪胎】
古人の詩文の表現や発想などを基にしながら、これに創意を加えて、自分独自の作品とすること。他人の詩文、また表現や着想などをうまく取り入れて自分のものを作り出すこと。骨を取り換え胎盤を奪い取って、自分のものとする意から。▽もと、「換骨」は凡骨を取り去って仙骨に取り替える、「奪胎」は胎盤を奪い生まれ変わらせる意で、修練をして根本から仙人に生まれ変わることをいう道家の語。転じて、詩文の創作法として「換骨」は、古人の詩文の意味を変えないで字句を変えること。「奪胎」は古人の詩文の内容・主意を取って作りかえること。今では、他人の作品の一部を作りかえて、新しいもののように見せかける意に用いられることもある。「奪胎換骨だったいかんこつ」ともいい、「奪」は「脱」とも書く。「骨ほねを換かえ胎たいを奪うばう」と訓読する。
だったいかんこつ【奪胎換骨】
⇒ かんこつだったい(換骨奪胎)
てっけんせいさい【鉄拳制裁】
相手をげんこつでなぐってこらしめること。腕力によって、直接に罰を与えること。
ふんこつさいしん【粉骨砕身】
力の限り努力すること。また、骨身を惜しまず一生懸命に働くこと。骨を粉にし、身を砕くほど努力する意から。▽「砕身粉骨さいしんふんこつ」ともいう。
りゅうりゅうしんく【粒粒辛苦】
穀物の一粒一粒は、農民の苦労と努力の結果実ったものであること。転じて、細かな努力を積み重ねて、たいへんな苦労をすること。
ありよし‐さわこ【有吉佐和子】
[1931〜1984]小説家。和歌山の生まれ。「恍惚(こうこつ)の人」「複合汚染」などで現代の社会問題を描く。「華岡青洲(はなおかせいしゅう)の妻」で女流文学賞、「出雲の阿国(おくに)」で芸術選...
アンソール【James Ensor】
[1860〜1949]ベルギーの画家。鮮やかな色彩を用いて、骸骨(がいこつ)・仮面などの奇怪なモチーフを多く描く。作品に「キリストのブリュッセル入城」など。
いいだ‐りゅうた【飯田竜太】
[1920〜2007]俳人。山梨の生まれ。蛇笏(だこつ)の四男。俳誌「雲母(うんも)」を蛇笏から継承して主宰。自然を叙情的に表現した作品を残し、俳壇の第一人者として活躍した。句集「忘音(ぼうおん...
たかは‐しゅぎょう【鷹羽狩行】
[1930〜2024]俳人。山形の生まれ。本名、高橋行雄。山口誓子・秋元不死男に師事し、のち俳誌「狩」を創刊、主宰。第1句集「誕生」で俳人協会賞受賞。「十五峯(じゅうごほう)」で詩歌文学館賞・蛇...
とみさわ‐ういお【富沢有為男】
[1902〜1970]小説家・画家。大分の生まれ。東京美術学校中退後、新愛知新聞の漫画記者となる。「地中海」で芥川賞受賞。他に「白い壁画」「侠骨(きょうこつ)一代」など。