しつらい【設い】
1 「設(しつら)え」に同じ。「テーブル—をする」 2 (「室礼」「補理」とも書く)平安時代、宴・移転・女御入内などの晴れの日に、寝殿の母屋や庇(ひさし)に調度類を配置して室内の装飾としたこと。
しつ‐らい【失礼】
「しつれい」に同じ。「先達は洗湯で御—つかまつりました」〈滑・七偏人・初〉
しつ‐らい【失例】
病気。不例。わずらい。「姑(しうとめ)御のお—御介抱の隙(ひま)なければ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
しつ‐らい【疾雷】
急に激しく鳴り響く雷。迅雷。《季 夏》
疾雷(しつらい)耳(みみ)を掩(おお)うに及(およ)ばず
《「六韜」竜韜・軍勢から》急に雷が鳴って耳をおおういとまがない。事態が急激で、対処するいとまがないことのたとえ。