じょう‐ろ【女郎】
《「じょろう」の音変化》 1 遊女。おいらん。「—の寝巻姿よろしく」〈逍遥・当世書生気質〉 2 おんな。女性。「—のお子は兎角爺親(てておや)の可愛がるものさ」〈滑・浮世風呂・二〉
じょうろ【如雨露】
《(ポルトガル)jorro(水の噴出)からか》植木などに水をやるのに使う道具。じょろ。《季 夏》
じょう‐ろう【上﨟】
《「﨟」は僧侶の夏安居(げあんご)修行の回数を数える語》 1 修行の年功を積んだ高僧。⇔下﨟。 2 地位・身分の高い人。⇔下﨟。「右衛門督殿(うゑもんのかみどの)の上(かみ)に着き給ふ—は一人も...
じょうろう‐にょうぼう【上﨟女房】
身分の高い女官。御匣殿(みくしげどの)、尚侍(ないしのかみ)、二位・三位の典侍(ないしのすけ)、また、大臣の娘または孫娘で禁色(きんじき)を許された女房など。
じょうろう‐の‐ずいじん【上﨟の随身】
天皇より賜る随身のうち、近衛府の官人と番長。近衛舎人を下﨟の随身というのに対する。→番長