たな【店/棚】
1 《「見せ棚」の略》商店で、商品を陳列しておく場所。みせ。 2 奉公先の商店。また、職人の出入り先の商店。→御店(おたな) 3 貸家。借家。「末造の気に入った—が二軒あった」〈鴎外・雁〉
たな【棚】
1 物をのせておくために板を横に渡したもの。「—をつる」「本—」 2 植物のつるを広くはわせるため、木や竹を組んで高い所にかけ渡したもの。「藤—」 3 岩壁で、人が立てるほどの段になっている所。...
た‐な【田菜】
タンポポの古名。〈和名抄〉
たな
[接頭]動詞に付いて、すっかり、まったく、十分に、などの意を添える。「—ぐもる」「—知る」
たな‐あきない【店商い/棚商い】
店を構えて商売すること。店売り。みせあきない。「—に掛けはかたくせぬ事なれども」〈浮・一代女・四〉
たな【棚】
a shelf ((複 shelves));〔網棚〕a rack;〔ふじやぶどうなどの〕a trellis棚をつるput up a shelf棚からぼた餅It is 「an unexpected...
たなあげ【棚上げ】
〔支払いなどの一時保留〕suspension;〔法案などの〕pigeonholing; shelvingその計画は一時棚上げになりそうだThe plan will be laid [set/pu...
たなおろし【棚卸し▲店卸し】
I〔在庫調べ〕 《米》 (an) inventory;《英》 stocktakingその店は棚卸し中であるThey are taking (an) inventory at the store....
たなこ【▲店子】
a tenant;〔法律用語〕lessee;〔間借り人〕a lodger
たなご【×鱮】
〔コイ科の淡水魚〕a broad-striped [green-striped] bitterling
たな【棚】
[意味] 物を載せるために板を水平に取り付けたもの。[英] a shelf[使い方]〔棚〕▽居間に棚をつる▽へちまの棚▽棚からぼたもち(=思いもかけない幸運を得ることのたとえ)▽棚に上げる(=手...
たなあげ【棚上げ】
[共通する意味] ★物事の決定をしばらく差しひかえておくこと。[英] reservation[使い方]〔保留〕スル▽処分を保留する▽発表を保留する〔留保〕スル▽留保条件を付ける〔棚上げ〕スル▽こ...
たなごころ
[共通する意味] ★手首から先の、物を握るときに内側になる部分。[英] the palm of the hand[使い方]〔手の平〕▽菓子を手の平にのせる▽手の平を返す(=態度を急に変える)〔た...
たなか‐あかまろ【田中阿歌麿】
[1869〜1944]日本の湖沼学・陸水学の開拓者。東京の生まれ。ベルギーのブリュッセル大学で地理学を学ぶ。帰国後、全国の主要湖沼を科学的に調査。昭和6年(1931)日本陸水学会を創立。著「諏訪...
たなか‐おうどう【田中王堂】
[1868〜1932]哲学者・評論家。埼玉の生まれ。本名は喜一。米国留学中にデューイの思想を学び、日本にプラグマティズム哲学を紹介。著「哲人主義」「我が非哲学」など。
たなか‐おおひで【田中大秀】
[1777〜1847]江戸後期の国学者。飛騨の人。号、千種園(ちぐさえん)など。本居宣長(もとおりのりなが)の門人。著「竹取翁物語解(たけとりのおきなのものがたりかい)」「土佐日記解」など。
たなか‐かくえい【田中角栄】
[1918〜1993]政治家。新潟の生まれ。昭和22年(1947)衆議院議員に当選。同47年首相に就任し、日中国交正常化を実現した。また、日本列島改造論を唱えたが、地価高騰や狂乱物価を招き破綻。...
たなか‐きぬよ【田中絹代】
[1909〜1977]映画女優。山口の生まれ。少女時代からスターの地位を確立、晩年まで第一線にあった。監督としても活躍。出演作「愛染かつら」「西鶴一代女」「サンダカン八番娼館・望郷」など。