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辞書
たにざき【谷崎】
姓氏の一。 [補説]「谷崎」姓の人物谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)谷崎精二(たにざきせいじ)
たにざきじゅんいちろう‐しょう【谷崎潤一郎賞】
谷崎潤一郎を記念して昭和40年(1965)に創設された文学賞。年に1回、優れた文学作品に対して贈られる。第1回受賞作品は小島信夫の「抱擁家族」。谷崎賞。
たにざきぶんがくとこうていのよくぼう【谷崎文学と肯定の欲望】
河野多恵子の評論。昭和51年(1976)刊。第28回読売文学賞受賞。
たにざき‐じゅんいちろう【谷崎潤一郎】
[1886〜1965]小説家。東京の生まれ。精二の兄。第二次「新思潮」同人。「刺青(しせい)」などで永井荷風に認められ、耽美的作風に新しい境地を開く。関西移住後は、古典的な日本美に傾倒し、独自の...
たにざき‐せいじ【谷崎精二】
[1890〜1971]小説家・英文学者。東京の生まれ。潤一郎の弟。はじめ文芸同人雑誌「奇蹟」に、のち「早稲田文学」に作品を発表する。小説に「離合」「地に頰つけて」など。また、ポーの翻訳なども手がけた。