たに【谷/渓/谿】
1 地表にできた狭くて細長いくぼ地。浸食作用でできた河谷(かこく)・氷食谷が一般的であるが、断層運動や褶曲(しゅうきょく)運動でできた断層谷や褶曲谷もある。「千尋の—」 2 細長くくぼんでいる部...
たに【谷】
姓氏の一。 [補説]「谷」姓の人物谷干城(たにかんじょう)谷啓(たにけい)谷甲州(たにこうしゅう)谷時中(たにじちゅう)谷干城(たにたてき)谷文晁(たにぶんちょう)谷桃子(たにももこ)
だに【壁蝨/蜱/蟎】
《古くは「たに」とも》 1 ダニ目の節足動物の総称。体は頭・胸・腹の区別がない楕円形で、ふつう歩脚は四対。種類が多く、人畜について血を吸うイエダニ・ツツガムシなどのほか、食料品につくコナダニ・ホ...
たに‐あい【谷間】
山と山との間のくぼんだ土地。たにま。
たに‐あし【谷足】
スキーで、斜面に横向きに立ったときの谷側(低いほう)にある足。⇔山足。
たに【谷】
[意味] 山と山との間の細長くくぼんだ所。また、谷川のこともいう。[英] a valley[使い方]〔谷〕▽崖(がけ)づたいに谷へおりる▽谷川▽谷底[補足]◇落ち込んだ所や状態のたとえとしても用...
たにあい【谷間】
[共通する意味] ★谷の中。[英] a ravine[使い方]〔谷間〕(たにま)▽谷間の小さな村に住む〔谷間〕(たにあい)▽谷あいの畑[使い分け] 「谷間(たにま)」は、「ビルの谷間」のように、...
たにがわ【谷川】
[共通する意味] ★谷あいを流れる川。[英] a mountain stream[使い方]〔谷川〕▽谷川に沿ったキャンプ場〔渓流〕▽渓流でイワナを釣る[使い分け]【1】両語とも、細くて急な流れで...
たにま【谷間】
[共通する意味] ★谷の中。[英] a ravine[使い方]〔谷間〕(たにま)▽谷間の小さな村に住む〔谷間〕(たにあい)▽谷あいの畑[使い分け] 「谷間(たにま)」は、「ビルの谷間」のように、...
たにん【他人】
[共通する意味] ★その事になんの関係もない人。[英] others[使い方]〔他人〕▽他人の出る幕じゃない▽他人行儀〔第三者〕▽第三者に間にはいってもらう▽第三者の立場で物を言う[使い分け]【...
たにかわ‐ことすが【谷川士清】
[1709〜1776]江戸中期の国学者・神道家。伊勢の人。名は昇。号、淡斎。日本書紀を重んじ、古典・古語の研究にすぐれた業績を残した。著「日本書紀通証」「和訓栞(わくんのしおり)」など。
たにかわ‐しゅんたろう【谷川俊太郎】
[1931〜 ]詩人。東京の生まれ。哲学者谷川徹三の子。昭和27年(1952)、初の詩集「二十億光年の孤独」で脚光を浴びる。以降、詩作のほか劇作、作詞、評論、海外児童文学の翻訳などで幅広く活躍。...
たにかわ‐てつぞう【谷川徹三】
[1895〜1989]哲学者。愛知の生まれ。法政大総長。哲学で深い洞察を示す一方、宮沢賢治研究などの文学・芸術分野でも活躍。また、「人類主権」の立場からの平和運動でも著名。著「生の哲学」「茶の美...
たに‐かんじょう【谷干城】
[1837〜1911]軍人・政治家。陸軍中将。土佐藩士。名は「たてき」とも。戊辰(ぼしん)戦争に功を立て、西南戦争では熊本鎮台司令長官。のち、伊藤内閣の農商務相。
たにがわ‐がん【谷川雁】
[1923〜1995]詩人・評論家。熊本の生まれ。本名、巌(いわお)。三井三池炭鉱争議や安保闘争支援で知られる。詩集に「大地の商人」、評論に「工作者宣言」「原点が存在する」など。