だじょう‐かん【太政官】
1 明治維新政府の最高官庁。慶応4年(1868)閏4月の政体書により議政官以下七官を置き太政官と総称、翌年の官制改革で民部以下六省を管轄。明治18年(1885)内閣制度の発足に伴い廃止。 2 ⇒...
だじょうかん‐さつ【太政官札】
明治政府の発行した最初の紙幣。慶応4年(1868)5月発行されたが、不換紙幣に国民が慣れないため、流通は困難をきわめた。
だじょうかん‐ちょう【太政官牒】
⇒だいじょうかんちょう(太政官牒)
だじょうかん‐にっし【太政官日誌】
慶応4年(1868)2月から明治10年(1877)1月まで発行された明治政府の機関紙。
だじょうかん‐ふこく【太政官布告】
明治初年、太政官が公布した法令の形式。明治19年(1886)公文式の制定により廃止。