あま‐たる・い【甘たるい】
[形][文]あまたる・し[ク]《「あまだるい」とも》「あまったるい」に同じ。「—・い強い香が」〈漱石・それから〉
かい‐だる・い【腕弛い】
[形][文]かひだる・し[ク]《「かいなだるい」の音変化。中世・近世語》腕が疲れてだるい。また、からだなどが疲れて動かすのがおっくうだ。かったるい。「頤(おとがひ)の—・い程詫びれども」〈浄・二...
け‐だる・い【気怠い】
[形][文]けだる・し[ク]なんとなくだるい。「からだが—・い」 [派生]けだるげ[形動]けだるさ[名]
しだ‐るい【羊歯類】
シダ植物の中で、葉の裏側に胞子をつけるものの総称。
しゃ‐まだる・い【しゃ間怠い】
[形]《「しゃ」は接頭語。近世上方語》てぬるい。まだるっこい。「—・い、さいぜんに惣兵衛め斬りそこなうたも女房ゆゑ」〈浄・淀鯉〉