天(てん)を仰(あお)いで唾(つばき)する
「天に向かって唾を吐く」に同じ。天に唾(つば)する。
天(てん)を仰(あお)・ぐ
嘆いて、神に訴えるように顔を上方へ向ける。「絶好のチャンスを逸して—・ぐ」
点(てん)を打(う)・つ
欠点を指摘する。非難する。「気にいらぬ女房を夫が去るに言ひ分なし、—・つ人もない」〈浄・用明天王〉
天(てん)を怨(うら)みず人(ひと)を尤(とが)めず
《「論語」憲問から》自分の身がいかに不遇でも、天を恨まず、また人をとがめず、みずから反省して修養に努める。
点(てん)を掛(か)・く
1 連歌や俳諧などで、評点をつける。「佐野の渡りに郭公詠みたるも知らざれば、是には—・けざりし」〈戴恩記〉 2 記号をつける。斜線を引いたり、しるしをつけたりする。「気に入ったものへ、こちらから...