とだ【戸田】
埼玉県南東部の市。荒川北岸にあり、江戸時代には中山(なかせん)道の渡船場があった。戸田漕艇場がある。人口12.3万(2010)。
とだ【戸田】
姓氏の一。 [補説]「戸田」姓の人物戸田旭山(とだきょくざん)戸田城聖(とだじょうせい)戸田貞三(とだていぞう)戸田茂睡(とだもすい)
と‐だい【斗代】
1 中世、田畑一段について何斗と定めた租税の率。 2 江戸時代、上・中・下各等級ごとの田畑一段当たりの公定標準収穫高。石盛(こくもり)。
と‐だえ【途絶え/跡絶え】
1 途中で切れて、続かなくなること。 2 行き来がなくなること。男女の間が疎遠になること。「かれがれに—おかむ折こそは、さやうに思ひ変はることもあらめ」〈源・夕顔〉
と‐だ・える【途絶える/跡絶える】
[動ア下一][文]とだ・ゆ[ヤ下二] 1 続いていたものが、途中で切れてなくなる。「便りが—・えて久しい」 2 人の行き来がなくなる。特に、男女の間が疎遠になる。「久しく—・え給はむは、心細から...
とだ‐きょくざん【戸田旭山】
[1696〜1769]江戸中期の医師。備前の人。名は斎。通称、斎宮(いつき)。本草学にすぐれ、大坂で開業。著「救生堂圃史」「医学名数」など。
とだ‐じょうせい【戸田城聖】
[1900〜1958]宗教家。石川の生まれ。本名は甚一。牧口常三郎とともに創価教育学会を設立。第二次大戦後、同会を創価学会として再建し、第2代会長となる。折伏(しゃくぶく)による布教を推進し、ま...
とだ‐ていぞう【戸田貞三】
[1887〜1955]社会学者。兵庫の生まれ。東大教授。実証的な調査研究法を重視した社会学の確立に貢献。第1回の国勢調査の資料を基礎に日本の家族構成を分析。著「家族構成」など。
とだ‐もすい【戸田茂睡】
[1629〜1706]江戸前期の歌学者・歌人。駿河の人。名は恭光(やすみつ)。通称、茂右衛門。号、梨本(なしのもと)・隠家。岡崎藩本多氏に仕えたが、のち江戸浅草に隠棲。二条家の歌学を批判して用語...