はなわ【塙】
山の突き出た所。また、土地の小高くなっている所。「武隈(たけくま)の—の松は親も子もならべて秋の風は吹かなむ」〈宇津保・内侍督〉
はな‐わ【花輪/花環】
生花や造花を輪に作ったもの。慶弔などの意を表すのに用いる。
はな‐わ【鼻輪】
牛の鼻に通す輪。はながい。
はな‐わさび【花山葵】
葉わさびの、花のつぼみがついたもの。2月から3月頃にかけて賞味される。
はなわ‐ほきいち【塙保己一】
[1746〜1821]江戸後期の国学者。武蔵の人。幼名、寅之助。号、温故堂。7歳で失明。のち、江戸に出て賀茂真淵(かものまぶち)らに学び、抜群の記憶力により和漢の学に通暁。幕府の保護下に和学講談...