ふるき
黒貂(くろてん)の古名。「表着(うはぎ)には—の皮衣(かはぎぬ)」〈源・末摘花〉
ふる‐き【古木】
1 年を経た木。老樹。こぼく。 2 一度使って古くなった木材。古材。
ふるき‐かぜ【古き風】
[連語]《「古風(こふう)」を訓読みにした語》昔のままのやり方やようす。こふう。
ふる‐きず【古傷/古創/古疵】
1 以前に怪我をしたところ。古い傷のあと。「—が痛む」 2 以前に犯した罪や過失。思い出したくないいやな記憶。「他人の—に触れる」
故(ふる)きを温(たず)ね新(あたら)しきを知(し)る
《「論語」為政から》古典や伝統、先人の学問など、昔の事柄の研究を通して、新しい意味や価値を再発見する。温故知新。