まつ‐な【松菜】
ヒユ科の一年草。海岸の砂地に生え、高さ約1メートルにもなる。よく分枝し、葉は線形で密に互生する。夏から秋、葉の付け根に緑色の小花をつける。若芽は食用。
まつなが【松永】
広島県福山市の地名。旧松永市。江戸初期に塩田が開かれて発展。下駄を特産。
まつなが【松永】
姓氏の一。 [補説]「松永」姓の人物松永K三蔵(まつながケーさんぞう)松永尺五(まつながせきご)松永貞徳(まつながていとく)松永久秀(まつながひさひで)松永安左衛門(まつながやすざえもん)松永怜...
まつなが‐れいいち【松永怜一】
[1931〜2022]野球監督・指導者。福岡の生まれ。高校野球、法大野球部で活躍後、昭和40年(1965)法大の監督に就任。東京六大学リーグで6回の優勝を果たした。同59年ロサンゼルス五輪で野球...
まつ‐なみき【松並木】
道路の両側などに、1列に松の木が植えてあるもの。
まつなが‐ケー‐さんぞう【松永K三蔵】
[1980〜 ]小説家。茨城の生まれ。令和3年(2021)「カメオ」が群像新人文学賞優秀作に選ばれ小説家デビュー。「バリ山行(さんこう)」で第171回芥川賞受賞。
まつなが‐せきご【松永尺五】
[1592〜1657]江戸初期の儒学者。京都の人。貞徳の子。名は昌三。字(あざな)は遐年(かねん)。藤原惺窩(ふじわらせいか)の高弟。京都に講習堂を開き、門下から木下順庵・貝原益軒らを出した。著...
まつなが‐ていとく【松永貞徳】
[1571〜1654]江戸初期の俳人・歌人・歌学者。京都の人。尺五(せきご)の父。名は勝熊。別号、長頭丸(ちょうずまる)・逍遊軒など。和歌を細川幽斎に、連歌を里村紹巴(さとむらじょうは)に学ぶ。...
まつなが‐ひさひで【松永久秀】
[1510〜1577]戦国時代の武将。初め三好長慶に仕えたが、奈良に多聞城を築いて主家を滅ぼし、将軍足利義輝を殺して東大寺大仏殿を焼いた。織田信長の入京に際して降伏したが、のち背いて敗死。
まつなが‐やすざえもん【松永安左衛門】
[1875〜1971]実業家。長崎の生まれ。九州水力電気・東部電力を創業。第二次大戦後、電力事業の地域ブロック別民営化などに活躍し、「電力の鬼」と称された。茶人としても知られる。