みず‐に【水煮】
[名](スル)魚・野菜などを味付けせず、水だけ、または薄い塩水で煮ること。また、その煮たもの。「たけのこを—する」
水(みず)濁(にご)れば則(すなわ)ち尾(お)を掉(ふる)うの魚(うお)無(な)し
《「鄧析子」無厚から》水が濁ると、泳ぎ回る魚はいない。政治が正しく行われないと、人民は自由で楽しい生活を送っていられないというたとえ。
水(みず)に◦する
1 むだにする。効果を失わせる。「金を—◦する」 2 水に流す。「一切を—◦する」 3 堕胎(だたい)する。「腹の子を—◦した娼妓も」〈洒・粋好伝夢枕〉
水(みず)に流(なが)・す
過去のいざこざなどを、すべてなかったことにする。「これまでのわだかまりを—・す」
水(みず)にな・る
消えうせる。むだになる。ふいになる。水となる。「努力が—・る」