目(め)を注(そそ)・ぐ
注意して見る。注目する。「有望新人に—・ぐ」
目(め)をそばだ・てる
「目を側(そば)める」に同じ。「気に喰わぬ事が有れば—・てて疾視(にらみ)付ける事も有り」〈二葉亭・浮雲〉
目(め)を側(そば)・める
憎しみや恐れのために正視できず横目で見る。「二人は逸早く—・めて紳士の風采を視たり」〈紅葉・金色夜叉〉
目(め)を背(そむ)・ける
1 見ていられなくて、視線をそらす。「残酷な映像から—・ける」 2 関わり合いになることを避ける。逃避する。「現実から—・ける」
目(め)を逸(そ)ら・す
1 別の方向に視線を向ける。 2 直面している事柄を見ないようにする。「現実から—・してはいけない」