やま‐もがし【山もがし】
ヤマモガシ科の常緑小高木。暖地の山中に生え、枝は紫褐色。葉は長楕円形で、互生。夏、白い小花を総状につけ、雄しべが長いので全体がブラシのように見える。実は楕円形で黒く熟す。材を家具などに使用。かまのき。
やま‐もち【山持(ち)】
山林を所有すること。また、その人。やまぬし。
やま‐もと【山元/山下/山本】
1 山のふもと。 2 (山元)山の所有者。 3 (山元)鉱山や炭鉱の所在地。
やまもと【山本】
姓氏の一。 [補説]「山本」姓の人物山本五十六(やまもといそろく)山本一力(やまもといちりき)山本英一郎(やまもとえいいちろう)山本角太夫(やまもとかくたゆう)山本荷兮(やまもとかけい)山本嘉次...
やまもと‐えいいちろう【山本英一郎】
[1919〜2006]野球選手・審判。岡山の生まれ。慶大野球部、社会人野球の鐘紡で外野手として活躍。アマチュア野球の審判員を経て、日本社会人野球協会(日本野球連盟の前身)の会長を務める。全日本ア...
やまもと‐いそろく【山本五十六】
[1884〜1943]軍人。海軍大将・元帥。新潟の生まれ。海軍要職を歴任。昭和14年(1939)連合艦隊司令長官となり、太平洋戦争で真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦などを指揮し、ソロモン諸島上空で...
やまもと‐いちりき【山本一力】
[1948〜 ]小説家。高知の生まれ。本名、健一。数々の職業を経た後、50歳を目前にして作家生活に入る。巧みな話術を生かした味わい深い時代小説で人気を集める。「あかね空」で直木賞受賞。他に「大川...
やまもと‐かくたゆう【山本角太夫】
[?〜1700]江戸前期の古浄瑠璃の太夫。京都を中心に活躍。相模掾(さがみのじょう)を受領、のち土佐掾と改めた。角太夫節の祖で、説経節系の哀愁のある曲を得意とした。
やまもと‐かけい【山本荷兮】
[1648〜1716]江戸前・中期の俳人・医師。名古屋の人。名は周知。芭蕉門下で、俳諧七部集のうち「冬の日」「春の日」「曠野(あらの)」を編む。のち蕉風を離れ、晩年は連歌に転じた。
やまもと‐かじろう【山本嘉次郎】
[1902〜1973]映画監督・脚本家。東京の生まれ。設立初期の東宝で活躍。作「エノケンのチャッキリ金太」「馬」「ハワイ・マレー沖海戦」など。