わかやえがき【和歌八重垣】
江戸中期の歌学書。7巻。有賀長伯著。元禄13年(1700)刊。和歌の心得・作法・用語などを解説した入門書。
わか‐やか【若やか】
[形動][文][ナリ]若くて生気に満ちているさま。また、若い人のようなさま。「—な人」「いと—なる心地もするかな」〈源・若菜上〉
わかやぎ‐だ・つ【若やぎ立つ】
[動タ四]若く見えるように装う。「みな—・ちて」〈枕・三五〉
わかやぎ‐りゅう【若柳流】
日本舞踊の流派の一。明治26年(1893)初世花柳寿輔(はなやぎじゅすけ)門下の芳松が、若柳吉松(のち寿童)を名のって創始。現在は多くの派に分裂している。
わか‐やく【若役】
1 年の若い人が勤める役目。「お前(めえ)一つ—に皆の総代に」〈木下尚江・良人の自白〉 2 演劇で、若い人に扮(ふん)する役。