にべ【鮸】
スズキ目ニベ科の海水魚。全長約70センチ。体は長楕円形で側扁する。体色は淡灰青色、うろこの列に沿って暗褐色の斜線が走る。耳石が大きく、浮き袋がよく発達し、筋肉で振動させて発音する。松島湾以南の浅...
にべ【鰾膠/鮸膠】
1 ニベやコイ・ウナギ・サメなどの浮き袋からつくるにかわ。粘着力が強い。にべにかわ。 2 愛想。世辞。「言葉に—の無さ過ぎる返辞をすれば」〈露伴・五重塔〉
ニベーション【nivation】
⇒雪食
に‐べつ【二別】
花押の書き方の一。名乗りを書くときに、上の字をふつうの書体で、下の字を草体で書くこと。にべち。
にべ‐な・い【鰾膠無い】
[形][文]にべな・し[ク]愛想がない。おせじがない。そっけない。にべもない。「—・い返事」「—・く拒否される」