いっ‐さい【一切】
[名]全部。すべて。ことごとく。「会の—をとり仕切る」「—を忘れてやり直す」 [副](あとに打消しの語を伴って)全然。まったく。いっせつ。「謝礼は—受け取らない」「今後—干渉しない」
いっさい‐うじょう【一切有情】
「一切衆生(いっさいしゅじょう)」に同じ。
いっさい‐かいくう【一切皆空】
仏語。あらゆる現象や存在には実体がなく、空であるということ。
いっさい‐かいじょう【一切皆成】
《「一切皆成仏」の略》仏語。一切の衆生にはみな仏性があるから成仏が可能であるということ。
いっさい‐がっさい【一切合切/一切合財】
《同義語の「一切」と「合切」を重ねて、意味を強めた語》 1 全部。残らず。すべて。「—が灰になる」「—を売り払う」 2 (あとに打消しの語を伴い副詞的に用いて)全然。いっさい。「今後は—関知しない」
いっさい【一切】
1〔すべて〕all; everything私は一切を失ったI lost everything [my all].会員の会費で一切の費用が賄われるThe whole [entire] cost i...
ひときれ【一切れ】
a piece; a slice ((of cheese))
ひときれのかみ【一切れの紙】
a slip [piece] of paper
いっさいがっさい【一切合切[合財]】
the whole lot一切合切を処分したI disposed of everything.
いっさいしゅじょう【一切衆生】
all living things;〔人類〕all mankind