じょう‐ひん【上品】
[名]品質のよいこと。また、高級品。「—だけを扱う老舗(しにせ)」⇔下品。 [形動][文][ナリ]品格のあるさま。品のよいさま。また、味などの洗練されているさま。「—な立ち居振る舞い」「—な...
じょうひん‐ぶ・る【上品振る】
[動ラ五(四)]上品であるようなふりをする。「—・ったしゃべり方」
じょう‐ぼん【上品】
1 仏語。極楽往生の人の機根による差異を分けた九品(くほん)の、上位3階級の総称。上品上生・上品中生・上品下生が含まれる。 2 一級品。上等なもの。「発句(ほく)は頭よりすらすらと言ひくだし来る...
じょうぼん‐じょうしょう【上品上生】
1 仏語。九品(くほん)の最高位。 2 最高のランクにあるもの。最上級品。「—の歌も、下品下生の歌も、人丸の御歌ならずや」〈戴恩記〉
じょうぼん‐れんだい【上品蓮台】
極楽浄土にあって、上品の人の化生(けしょう)する、七宝池の蓮(はす)のうてな。極楽の上級の所。