ふた‐また【二股/二俣/二叉】
1 もとが一つで先が二つに分かれていること。また、そのもの。「道が—に分かれる」 2 同時に二つの目的を遂げようとすること。また、同時に二つのものに働きかけること。「—をかける」
ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】
内股(うちまた)にはった膏薬のように、どちら側にもつくこと。定見・節操のないこと。また、その人。内股膏薬。
ふたまた‐だいこん【二股大根】
1 根の途中から二つに分かれている大根。大黒天に供える。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
ふたまた‐ぶね【二股舟】
二股の木でつくった舟。一説に、2艘をつなぎ合わせた舟。「天皇—を磐余市磯池(いはれのいちしのいけ)に泛(うか)べて」〈履中紀〉
ふたまた‐みち【二股道】
二つの方向に分かれている道。