じん‐かん【人間】
人の住んでいる世界。世間。にんげん。「老人に身をやつしまして暫く—に住んでおりました」〈中勘助・鳥の物語〉
にん‐げん【人間】
1 ひと。人類。「—の歴史」 2 ある特定の個人。ひと。「私という—」「東北の—」「社の—」 3 人柄。また、人格。人物。「—がいい」「—ができている」 4 人の住む世界。人間界。世の中。じんか...
にんげん【人間】
文芸雑誌。昭和21年(1946)久米正雄、川端康成らにより創刊、昭和26年(1951)廃刊。短期ながら戦後の日本文学発展に大きな役割を果たした。
ひと‐あい【人間】
人づきあい。交際。「—、心様、優に情けありければ」〈平家・八〉
ひと‐ま【人間】
1 人のいない間。人の気づかぬすき。「—にも月を見ては、いみじく泣き給ふ」〈竹取〉 2 人との交わりが絶えること。「少し契りのさはりある、—をまことと思ひけるか」〈謡・女郎花〉