アイアン‐ノブ【Iron Knob】
オーストラリア、南オーストラリア州南部の町。アデレードの北西約380キロメートルに位置し、港湾都市ワイヤラと鉄道で結ばれる。ミドルバック山地の鉄鉱石採掘の拠点。
アイウン【Aaioun】
アフリカ北西部、西サハラの都市。同国北部の大西洋岸のオアシスに位置し、モロッコとの国境に近い。1976年にスペインが領有権を放棄し、サハラアラブ民主共和国の亡命政権が自国の首都と定めているが、モ...
アイオナ‐とう【アイオナ島】
《Isle of Iona》英国スコットランド西岸、インナーヘブリディーズ諸島の小島。マル島の西方、約1.6キロメートルに位置する。6世紀にアイルランド出身の修道僧、聖コルンバがアイオナ修道院を...
アイオワ‐シティー【Iowa City】
米国アイオワ州東部の都市。アイオワ川沿いに位置する。コーンベルトの都市の一であり、各種製造業が盛ん。かつてアイオワ準州の州都が置かれた。アイオワ大学が所在。
アイス‐キューブ【ice cube】
1 冷蔵庫でつくられる角砂糖形の氷片。 2 (IceCube)南極大陸にあるニュートリノ観測装置。正式名称アイスキューブニュートリノ観測所。アムンゼンスコット基地付近の氷床に位置する。深さ145...
在る
1〔存在する〕be, exist;〔生きる〕liveかごの中にりんごがあるThere are some apples in the basket.君は神が本当にあると思うかDo you thin...
位置
1〔場所〕a place, (a) position, (a) location北極星は位置が変わらないThe polestar always stays in one [the same] p...
位置づけ
1〔配置〕a position; a location: positioning2〔等級〕a rank; ranking3〔意義〕significance; evaluation米国の公民権運動...
位置付ける
それを全体の中でどう位置付けるかが問題だThe problem is 「where we should place it in the whole [how we should rank it ...
一番
1〔番号の最初〕Number One ((略 No.1));〔第1の順位〕the first;〔1番の位置〕first place;〔首席〕the head [top] ((of))番号札1番の...
まえ【前】
[共通する意味] ★空間的に、人や物が向かっている方向。現在の位置よりもっと進んだあたり。また、向かっている方向に対する、最も進んだ側の面。順序の場合、一方向を向いてその方向に並んでいるとき、番...
さき【先】
[共通する意味] ★空間的に、人や物が向かっている方向。現在の位置よりもっと進んだあたり。また、向かっている方向に対する、最も進んだ側の面。順序の場合、一方向を向いてその方向に並んでいるとき、番...
ちい【地位】
[共通する意味] ★人や物事がおかれている社会的な身分、場所など。[英] a position[使い方]〔地位〕▽地位も名誉も欲しくはない▽努力を重ね、現在の地位を獲得した▽社会的地位〔位置〕▽...
いち【位置】
[共通する意味] ★人や物事がおかれている社会的な身分、場所など。[英] a position[使い方]〔地位〕▽地位も名誉も欲しくはない▽努力を重ね、現在の地位を獲得した▽社会的地位〔位置〕▽...
ポスト
[共通する意味] ★人や物事がおかれている社会的な身分、場所など。[英] a position[使い方]〔地位〕▽地位も名誉も欲しくはない▽努力を重ね、現在の地位を獲得した▽社会的地位〔位置〕▽...
うちょうてんがい【有頂天外】
このうえなく大喜びすること。また、たいそう喜んで夢中になり、我を忘れる様子。▽「有頂天」は、仏教で形ある世界の絶頂に位置する天。その有頂天よりさらに高く外に出る意。「有頂天」をさらに強めた語。
りゅうばんこきょ【竜蟠虎踞】
竜や、とらのように抜きんでた能力をもった者がある地域にとどまって、そこでその能力を存分に発揮すること。▽「蟠」はじっと居座ること。「踞」はうずくまること。近づくのが困難な状態を指す。本来は、地勢が険しく、攻めるのに困難な意で用いられたが、転じて、竜やとらのように力強い勢力をもった者が居座って、他を威圧する地域・集団を形成する意味になった。「竜」は「りょう」とも読み、「蟠」は「盤」とも書く。また、「虎踞竜蟠こきょりゅうばん」ともいう。
カント【Immanuel Kant】
[1724〜1804]ドイツの哲学者。あらゆる権威の徹底的批判を根本精神とする批判哲学を大成し、近代哲学の祖とよばれる。理性の理論的認識能力の批判によって客観的認識の可能な領域を経験の世界に限定...
ジャン‐パウル【Jean Paul】
[1763〜1825]ドイツの小説家。本名、ヨハン=パウル=フリードリヒ=リヒター(Johann Paul Friedrich Richter)。理性的な機知と奔放な想像力を融合させた作風により...
テイヤール‐ド‐シャルダン【Pierre Teilhard de Chardin】
[1881〜1955]フランスのイエズス会司祭・古生物学者。進化論とキリスト教を統合、宇宙進化の中心に人間を据えた。北京原人の発見に参加したことでも知られる。著「自然界における人間の位置」「現象...
ハクスリー【Huxley】
(Thomas Henry 〜)[1825〜1895]英国の動物学者。クダクラゲや動物の内・外胚葉について研究。ダーウィンの進化論を支持、普及に努め、人間も進化の過程を経たものと明言した。著「...
ブラーエ【Tycho Brahe】
[1546〜1601]デンマークの天文学者。望遠鏡出現以前の最大の天文観測者。恒星や惑星の精密な位置観測を行い、肉眼による最高精度の観測記録を残した。この記録から助手のケプラーが惑星運動の三法則...
胃の構造とはたらき
胃は袋状の臓器で、長さは成人で約25㎝。からだの中心よりやや左よりの、左上腹部からへその間に位置しています。 胃の容積は、空腹時には50ml以下ですが、食後には1.5l、詰め込めば2lにもなります。口腔から肛門まで連なる消化管のなかで、もっとも大きな容積をもつ臓器が胃です。 胃は食道から送られてきた食べ物を消化しながら、小腸の受け入れを待ちます。そして、少しずつゆっくりと、粥状になった食べ物を小腸の最初の部分である十二指腸へ送り出します。このように、食べ物を一時的に蓄えること、胃液(塩酸とペプシン)によって、たんぱく質を分解することが胃の二大機能です。 食べ物が胃を通過するのに要する時間は、液体ならば数分以内、固形物では1~2時間程度です。しかし、脂肪を多く含む脂っこい食べ物は、3~4時間ほど胃にとどまります。 食道とつながる胃の入り口部分を「噴門」、胃の天井に当たる部分を「胃底」、胃の大部分を占める中央部を「胃体」、そして十二指腸とつながる胃の出口部分を「幽門」と呼びます。 幽門は括約筋という筋肉でできています。括約筋は輪状の筋肉で、胃の出口を閉じたり開いたりすることによって、胃の内容物の貯留・排出を調節しています。「括る」という文字にあるように、バルブのような役割をもつ筋肉といってもよいでしょう。 幽門は、食べ物が中性か弱酸性ならば開きますが、強い酸性の場合は、十二指腸の内壁が酸でただれないよう、反射的に閉じるようになっています。 胃液は、胃の内側を覆う粘膜の「胃腺」から分泌されます。胃腺には、①「塩酸」を分泌する「壁細胞」、②「ペプシノーゲン」「胃リパーゼ」を分泌する「主細胞」、③胃壁を守る「粘液」を分泌する「副細胞」の3つの細胞があります。胃底部や胃体部の胃腺からは塩酸やペプシノーゲンが多めに分泌され、噴門と幽門の胃腺からは粘液が多めに分泌されます。 塩酸、ペプシノーゲン、粘液が合わさって胃液となりますが、塩酸には食べ物を殺菌して、腐敗・発酵を防ぐはたらきがあります。 ペプシノーゲンは、たんぱく質を分解する強力な消化酵素「ペプシン」の前駆物質です。 ペプシノーゲンは、壁細胞が分泌する塩酸に活性化されて、ペプシンに変化して初めて機能します。副細胞が分泌する粘液は、塩酸で胃壁がただれないよう防御する役割を果たします。
小脳・脳幹のはたらき
脳全体の約1割の重量をもつ小脳は、小脳虫部を中央に、左右一対の小脳半球で構成されています。 小脳は新小脳、古小脳、原小脳の3つに分けられ、新小脳は大脳から送られる運動指令を自動化して脳にフィードバックするはたらきを、古小脳と原小脳は、平衡感覚や筋からの情報を利用した姿勢の維持や、細かい運動調整に関与しています。 細かい溝が多数走っている小脳表面は、神経細胞が集まっている小脳皮質で覆われています。全身から届いた情報を整理、統合し、赤核や視床を経由して大脳皮質や全身に伝達しています。 また、手足、眼球などの運動動作は、大脳皮質に情報を送らず、小脳自らが脳幹や脊髄経由で直接筋肉に指令を送り、調整しています。 脳幹は、大脳の下方にある間脳に続く中脳、橋、延髄で構成されています。小脳は橋の背面にのるように位置することから、脳幹は大脳と脊髄を結ぶ通路の役割も果たしています。 間脳は、視床と視床下部に分けられます。視床は脊髄を通って送られてきた嗅覚以外の感覚情報を大脳に伝える中継点の役割があります。視床下部は、自律神経系と内分泌系の神経伝達の中枢です。 脳幹では、中脳が視覚・聴覚の反射、橋では呼吸リズム、嚥下などの反射運動の神経伝達を担当しています。さらに、延髄は代謝・血液循環の調節に関与しています。 生命の維持に重要な自律神経の中枢と関係するほか、呼吸、心拍、体温調節など、間脳・脳幹は生命維持に深くかかわる重要なはたらきを遂行する器官です。
心臓のはたらき
心臓は、胸の中央からやや左前方に位置する重さ200~300gの筋肉の袋です。全身に血液を送り出す役割を担う、生命維持には不可欠な臓器です。 心臓は4つの部屋から成り立っています。上に位置する部分を心房、下に位置する部分を心室と呼び、位置する場所を示して右上から、右心房、左心房、右心室、左心室と呼びます。 また、各部屋を隔てる壁のほとんどは、心筋と呼ばれる特殊な筋肉でできています。 外観から見ると、左右心室下部にある心筋の表面は、弾力性に富んだ膜(心膜)で覆われています。その外周には冠状動脈と、冠状静脈(大心静脈・小心静脈)が走っています。 冠状動脈は心臓を動かす心筋に酸素とエネルギーを送るはたらきがあり、右心房の下を通る右冠状動脈と、左心房の下を通る左冠状動脈に分かれています。 右心房には上部から上大静脈、下部から下大静脈がつながっており、全身から戻ってくる血液を受け入れています。 右心室からは左右肺動脈が出ています。左心房には肺からの左右肺静脈がつながっています。 大静脈から戻ってきた血液は、右心房から右心室を通り、左右の肺へと送り出されます。 また、肺静脈から左心房に送られてきた血液は、左心室を通って上行・下行大動脈から全身に送られます。 血液の流れは常に一方向である必要があるため、左右とも心房と心室の間、肺動脈、大動脈への出口には、それぞれ、血液の逆流を防ぐための弁があります。 このように、心臓は血液を全身へ送るポンプの役割を担っています。