うつし【写し】
1 書画などを写しとること。模写。また、その書画。 2 書類などの控えとして書き写したり複写したりした文書。謄本(とうほん)。コピー。「証書の—」 3 写真や映画などにとること。「大—」「二重—...
うつし‐え【写し絵】
1 景色や人物などを描き写した絵。写生画。「是は誠の鯉、—とはさらさら思はれず」〈浄・双生隅田川〉 2 ⇒映し絵
うつし‐え【映し絵】
(「写し絵」とも書く)ガラス板などに人物・景色などを描き、それを幻灯機で壁や白布に映すもの。江戸末期から明治末まで寄席で興行。幻灯。
うつし‐ぞめ【写し染(め)】
布の上に型紙をおき、染料をまぜた糊(のり)を用いて型どおりに文様を染める方法。友禅・小紋などに用いられる。
うつし‐だ・す【映し出す/写し出す】
[動サ五(四)] 1 光を当てて映像をスクリーンなどに現す。「アルプスの山々を画面いっぱいに—・す」 2 見聞したり調べたり考えたりしたことを、絵や文章に書き表す。「当時の風俗を巧みに—・した小説」