しん‐とうみん【深冬眠】
冬眠する一部の哺乳類にみられる低体温状態。体温が10度以下、または零度近くの外気温程度まで低下した状態をさす。冬眠中は、この深冬眠と、平熱程度になる中途覚醒が繰り返される。
じんこう‐とうみん【人工冬眠】
人為的に冬眠状態にすること。低体温療法において、全身麻酔の上、体外から冷却することをさし、季節的な低温に対して動物がとる冬眠とは生理学的に異なる。近年、本来冬眠しないマウスやラットの脳に、冬眠の...
とう‐みん【冬眠】
[名](スル)季節的な低温に対して動物がとる生活を休止した状態。カエル・イモリ・蛇などの陸生の変温動物や、ハリネズミ・ヤマネ・コウモリなどの恒温動物にみられる。クマなどの冬ごもりは体温低下がわず...