なん‐ざん【南山】
1 南の方角にある山。 2 ⇒垜(あずち) 3 《「南山の寿」から》長寿を祝うこと。 高野山。比叡山(ひえいざん)を北嶺(ほくれい)とよぶのに対する。→北嶺 中国の終南山の異称。 ...
なんざん‐しゅう【南山宗】
中国の律宗を代表する一派。開祖は終南山に住した道宣。弟子に多くの逸材が出て長く命脈を保ち、日本には鑑真(がんじん)がその教義を伝えた。
なんざん‐だいがく【南山大学】
名古屋市昭和区にある私立大学。昭和7年(1932)設立の南山中学校に始まり、南山外国語専門学校・名古屋外国語専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。
南山(なんざん)の寿(じゅ)
《「詩経」小雅・天保から》終南山が崩れないように生命や事業がいつまでも続くこと。人の長寿を祝う言葉。