くり‐や【厨】
《「涅(くり)屋(や)」の意で、黒くなっているところから》食物を調理する場所。台所。
くりやがわ‐の‐き【厨川の柵】
岩手県盛岡市の北西部にあった古代の砦(とりで)。康平5年(1062)前九年の役で、源頼義・義家父子が安倍貞任(さだとう)・宗任(むねとう)兄弟を攻め滅した所。
くりやがわ‐はくそん【厨川白村】
[1880〜1923]英文学者・評論家。京大教授。京都の生まれ。本名、辰夫。「近代文学十講」で、西欧の近代文学思潮を体系的に解説。他に「象牙の塔を出て」「近代の恋愛観」など。
くりや‐め【厨女】
台所の仕事をする女。水仕女(みずしめ)。「—のきよげなるが、さし出でて」〈枕・六〇〉
ず【厨】
⇒ちゅう