あい【合(い)】
1 (「間」とも書く)「合い着」「合い服」の略。「—の服」 2 名詞の下に付いて接尾語的に用いる。 ㋐互いにある動作をすることを表す。「話し—」「触れ—」 ㋑様子・調子などの意を表す。「色—」「...
あい‐いん【合(い)印】
別の帳簿や書類と対照したしるしに押す印。合い判(はん)。あいじるし。
あい‐えん【合(い)縁/相縁/愛縁】
1 気心がよく合う縁。 2 (愛縁)恩愛の縁。〈文明本節用集〉
あいえん‐きえん【合(い)縁奇縁/相縁機縁】
人と人との気心が合うも合わないも、不思議な因縁によるということ。
あいおれ‐くぎ【合(い)折れ釘】
直角に曲がり、両端がとがっている釘。襖(ふすま)や屏風(びょうぶ)の縁を取り付けるときなどに隠し釘として用いる。
あいいん【合印】
〔照合した印〕an identification stamp;〔割印〕a tally stamp
あいえんきえん【合縁奇縁】
a relationship determined by a happy twist of fate夫婦の仲は合縁奇縁Heaven only knows what married couples...
あいかぎ【合鍵】
〔複製して作った〕a duplicate key;〔どの錠にも合う〕a master key, a passkey, a skeleton key
あいかぎ【合鍵】
duplicate key
あいかぎがぶらさがっている【合鍵がぶら下がっている】
A duplicate key is hanging.
あいいん【合印】
[共通する意味] ★印、および印の役割。[使い方]〔捨て印〕▽念のためにここに捨て印を押してください〔契印〕▽原簿には契印が必要です〔割り印〕▽入学願書に割り印をうつ〔合印〕▽表と原簿の数字が合...
あいぎ【合い着】
[共通する意味] ★冬と夏、夏と冬の間の、春秋に着る服。[英] between-season wear[使い方]〔合い着〕▽秋冬兼用の合い着があると便利だ〔合い服〕▽もう冬服をぬいで合い服にしよ...
あいくち【合い口】
[共通する意味] ★互いに性格や気持ちなどが合うこと。[英] affinity[使い方]〔相性〕▽相性の良い夫婦▽あの人とは相性が悪い〔合い口〕▽彼とは合い口がいい[使い分け]【1】二語とも、多...
あいず【合図】
[共通する意味] ★意志を伝えるために約束された、言葉以外の手段。また、その手段で知らせること。[英] a signal; a sign[使い方]〔合図〕スル▽号砲一発、スタートを合図する▽チャ...
あいのて【合いの手】
[共通する意味] ★歌や踊りの調子に合わせて取る拍子。[英] beating time with the hand[使い方]〔手拍子〕▽手拍子を取りながら歌う▽手拍子を打つ〔合いの手〕▽歌の間に...
あいえんきえん【合縁奇縁】
不思議なめぐり合わせの縁。人と人とが互いに気心が合うかどうかは、みな因縁いんねんという不思議な力によるものであるということ。人と人の結びつきについていうが、特に男女の間柄についていう。▽「合縁」はもと仏教語で、恩愛から起こる人と人の結びつきの意。「奇縁」は不思議なめぐり合わせの意。また、思いがけない不思議な縁の意。「愛縁機縁」「相縁機縁」とも書く。
がっしょうれんこう【合従連衡】
その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦そしんの合従策と張儀ちょうぎの連衡策のことをいう。▽「従」は縦たての意。「合従」は南北に連なった趙ちょう魏ぎ韓かん燕えん斉せい楚その六国が、縦の連合をして強国秦しんに対抗する策で、蘇秦が提唱した。「衡」は横の意。「連衡」はこの六か国が秦とおのおの横に同盟を結んで、国を維持しようとした策で、張儀の政策。「従」は「縦」とも書く。
ごうかんちゅうびゅう【合歓綢繆】
男女が親しく愛し合うさま。▽「合歓」は喜びをともにすること。男女が交わること。「綢繆」はもつれ合う、まつわる意。