あ・る【有る/在る】
[動ラ五][文]あ・り[ラ変] 1 事物が存在する。「庭には池が—・る」「重大な欠陥が—・る」 2 その場所に存在する。位置する。「本社は東京に—・る」「沖ノ鳥島は日本最南端に—・る」 3 ...
有(あ)るが中(なか)に
数多くある中で特別に。とりわけて。「老女(たうめ)一人、—ここち悪しみして」〈土佐〉
有(あ)るが儘(まま)
今ある状態のとおりで。今のまま。そのまま。「日常生活を—にとらえた写真」
有(あ)るにも有(あ)ら◦ず
生きているのかどうかもわからないような状態。また、気が転倒して正気を失った状態をいう。無我夢中だ。「さりともと思ふらむこそ悲しけれ—◦ぬ身を知らずして」〈伊勢・六五〉
有(あ)るわ有(あ)るわ
《「わ」は終助詞》驚くほどたくさんあるさま。「誤字脱字が—、直しきれない」