あく‐てん【悪天】
よくない天気。悪天候。「—をついて出発した」⇔好天。
あま【天】
《「あめ(天)」の古形》てん。そら。あめ。「あをによし奈良の都にたなびける—の白雲見れど飽かぬかも」〈万・三六〇二〉 [補説]複合語を作ったり、「あまつ」「あまの」の形で体言にかかったりする場合...
あめ【天】
1 地(つち)に対して、空。「み園生(そのふ)の百木の梅の散る花し—に飛び上がり雪と降りけむ」〈万・三九〇六〉 2 天にあって神や天人の住む所。天上界。「かばかり守る所に—の人にも負けむや」〈竹取〉
いき‐しょうてん【意気衝天】
意気込みが天を衝(つ)くほど、激しく盛んなこと。「—の勢い」
いき‐べんてん【活き弁天】
弁財天のように、美しい女性のこと。
いだてん【×韋駄天】
〔足の速い人〕a swift runner韋駄天のように走るrun like 「a shot [lightning]
いってん【一天】
the whole sky一天にわかにかき曇ったThe sky became overcast in no time.
うちょうてん【有頂天】
ecstasy有頂天になるfall [go] into raptures [ecstasy]うれしくて有頂天だったI was beside myself with joy./I was so h...
うてん【雨天】
〔天候〕rainy [wet] weather;〔雨降りの日〕a rainy day雨天のため試合は中止になったThe game was rained out.運動会は雨天順延「In case ...
えんてん【炎天】
〔天気〕hot weather;〔夏の暑い太陽〕the burning [blazing] sunまる1時間,炎天にさらされたWe were exposed to the scorching s...
あくてん【悪天】
[共通する意味] ★よくない天気。[英] stormy weather[使い方]〔荒天〕▽荒天のなかを事故現場にかけつけた〔悪天〕▽悪天をついて出発する〔雨天〕▽運動会は雨天の場合、順延とする[...
うてん【雨天】
[共通する意味] ★よくない天気。[英] stormy weather[使い方]〔荒天〕▽荒天のなかを事故現場にかけつけた〔悪天〕▽悪天をついて出発する〔雨天〕▽運動会は雨天の場合、順延とする[...
かんてん【寒天】
[共通する意味] ★冬の寒々とした空。[英] a wintry sky[使い方]〔寒空〕▽寒空を見上げる〔寒天〕▽寒天の星に祈る▽寒天を仰ぐ▽寒天を衝(つ)いて飛ぶ鳥[使い分け] 「寒空」は、「...
ぎょうてん【仰天】
[共通する意味] ★予想外の出来事に出あって、心に動揺を起こす。[英] to be surprised; to be astonished[使い方]〔驚く〕(カ五)〔たまげる〕(ガ下一)〔仰天〕...
こうてん【好天】
[共通する意味] ★いい天気であること。[英] fine weather[使い方]〔晴れ〕▽明日は全国的に晴れでしょう〔日本晴れ〕▽運動会の当日は日本晴れとなった〔快晴〕▽この一週間快晴が続いて...
こちゅうのてん【壺中之天】
別世界、別天地のこと。また、酒を飲んで俗世間を忘れることのたとえ。
すいこうせってん【水光接天】
月光に照らされた川面の輝きが遠くに広がり、空まで続いている。長江の雄大な夜景を詠んだ表現。
ふうきざいてん【富貴在天】
ある人が富める者になったり、貴人の位を手に入れたりするのは、すべて天命であり、個人の力ではどうにもできないものなのだ、ということ。
ふぐたいてん【不倶戴天】
同じ天の下には一緒にはいない、同じ天の下には生かしておかない意で、それほど恨みや憎しみの深いこと。もとは父の仇かたきを言った。▽「倶ともには天てんを戴いただかず」と訓読する。
ふぐたいてん【不俱戴天】
同じ天の下には一緒にいられない(生かしておかない)意で、恨みや憎しみの異常なまでにはなはだしいこと。最悪の間柄をいう。
ぎてん【義天】
[1055〜1101]高麗(こうらい)の僧。文宗の第4子。1085年に宋に渡り、華厳(けごん)・天台・律・禅を学び、帰国後、天台の布教に努めた。「新編諸宗教蔵総録」(義天録)などを刊行。大覚国師。
はく‐らくてん【白楽天】
⇒白居易(はくきょい) 謡曲。脇能物。宝生を除く各流。唐の白楽天が日本の知恵を探りに来ると、住吉明神が和歌をもって対抗し、船もろとも追い返す。
みやざき‐とうてん【宮崎滔天】
[1871〜1922]中国革命の協力者。熊本の生まれ。本名、寅蔵。亡命中の孫文と知り合い、その革命運動を支援した。著「三十三年之夢」など。
ゆうてん【祐天】
[1637〜1718]江戸中期の浄土宗の僧。陸奥(むつ)の人。字(あざな)は愚心。号、明蓮社顕誉。徳川綱吉・家宣らの帰依を受け、増上寺の第36世を継ぎ、大僧正となった。