いしだはきょうぜんくしゅう【石田波郷全句集】
愛媛県出身の俳人、石田波郷の句集。正題「定本石田波郷全句集」。昭和29年(1954)刊行。昭和30年(1955)、第6回読売文学賞受賞。
こう‐じょう【定考】
《「定考」と書いて「こうじょう」と転倒して読むのが慣例。「上皇」と音の通じるのを避けるためという》平安時代、朝廷で毎年8月11日に、六位以下の官吏の勤務成績によって加階昇任を定めたこと。また、そ...
さだ‐か【定か】
[形動][文][ナリ](多く打消しの語を伴って用いる)事実として、はっきりしているさま。確実。あきらか。「—な話ではないが」
さだ‐さだ【定定】
[副]しっかり。たしかに。「—と三度(みたび)同じ声に聞こゆるほど」〈浜松・四〉
さだまり【定まり】
1 決まっていること。決まり。「—のとおりに儀式を執り行う」→おさだまり 2 決着すること。おさまること。「—のつかない事件」 3 心に決めたこと。決意。覚悟。「胸のうちには断然(きっ)とせし—...
さだか【定か】
⇒たしか(確か),あきらか(明らか)
さだまる【定まる】
1〔決まる〕be decided, be determined ⇒きまる(決まる),けってい(決定)運命はもう定まっているMy destiny is already decided [deter...
さだめ【定め】
1〔規則〕a law; a rule国の定めthe law(s) of the land/the constitution2〔運命〕(one's) destiny; (one's) fate大実...
さだめし【定めし】
⇒きっと(屹度),さぞ(嘸)
さだめる【定める】
1〔決定する〕decide ((to do; that));〔一定する〕fix;〔目標などを決める〕set行き先を定めるdecide where to go一生の仕事を天文学と定めるmake a...
さだか【定か】
[共通する意味] ★事柄の様子が鮮やかに認識できるさま。[英] clear[使い方]〔明らか〕(形動)▽火を見るよりも明らかだ▽明らかな誤り〔はっきり〕(副)スル▽霧が晴れたのではっきりと見える...
さだまる【定まる】
[共通する意味] ★ある一定の結果に落ち着く。[英] to be decided[使い方]〔決まる〕(ラ五)〔定まる〕(ラ五)[使い分け]【1】「決まる」は、ある状況に落ち着く意のほか、「子供は...
さだめ【定め】
[共通する意味] ★前世から定まっている、人間の意志を越えた運命。[英] fate; destiny[使い方]〔宿命〕▽全国大会で三回も対決した宿命の相手〔宿運〕▽反逆者の子としての宿運を背負っ...
さだめる【定める】
[共通する意味] ★ある一定の結果に落ち着かせる。[英] to decide[使い方]〔決める〕(マ下一)〔定める〕(マ下一)〔決する〕(サ変)[使い分け]【1】「定める」は、組織、団体などの意...
じょうしきまく【定式幕】
[共通する意味] ★舞台で使う幕。[英] a drop curtain[使い分け]【1】「緞帳」は、厚地の模様入りの幕で、観客席に一番近い所に下げてある幕。巻いて上げ下ろしをする。【2】「黒幕」...
さだとし【定利】
鎌倉中期、京都の刀工。三条系の流れをくみ、綾小路に住んだ。生没年未詳。
じょうけい【定慶】
鎌倉時代の慶派の仏師。 大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝釈天像など。生没年未詳。 肥後法眼定慶。鎌倉前期から中期に活躍。作、大報恩寺...
じょうちょう【定朝】
[?〜1057]平安中期の仏師。康尚の子。法成寺の造仏の功により、仏師として初めて法橋(ほっきょう)に叙せられ、のち法眼(ほうげん)にまで進んだ。その優美な様式は定朝様または和様とよばれ、長く日...
ていか【定家】
⇒藤原定家(ふじわらのていか) 謡曲。三番目物。古くは「定家葛(ていかかずら)」とも。旅僧が京都千本付近のあずまやに雨宿りすると、式子(しきし)内親王の霊が現れ、生前契った定家の執心が葛(か...