ごひゃくらかんじさざいどう【五百らかん寺さゞゐどう】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江東区大島付近にあった禅寺五百羅漢寺の境内の三匝堂(さんそうどう)から富士山を眺める人々の姿を描いたもの。
とがし【富樫】
姓氏の一。 加賀の石川郡富樫郷を本拠とした豪族。鎌倉末期より南北朝時代にかけ、守護として勢力を張ったが、戦国時代に一向一揆のために滅亡。 [補説]「富樫」姓の人物富樫広蔭(とがしひろかげ)富...
とだ‐じょう【富田城】
島根県安来(やすぎ)市にあった城。戦国大名尼子氏の本城で、永禄9年(1566)毛利軍に攻められて落城。富田月山城(とだがっさんじょう)。
とだ‐りゅう【富田流】
1 剣道の一派。越前朝倉氏の家臣、富田九郎左衛門長家を祖とする。 2 槍術(そうじゅつ)の一派。越前朝倉氏の家臣、富田牛生(とだごせい)を祖とする。
とま・す【富ます】
[動サ五(四)]富むようにする。豊かにする。「国を—・す」
とます【富ます】
make ((a person)) rich [wealthy]; enrich貿易を振興して国を富ますenrich a nation by promoting trade
とみ【富】
riches; wealth富を築くmake [build up/pile up/accumulate] a fortune巨万の富を有するbe a millionaire [billionai...
とみくじ【富×籤】
a lottery; a raffle ⇒くじ(籤),たからくじ(宝籤)富くじに当たるwin (a prize) in a lottery富くじを引く[買う]draw [buy] a lotte...
とみのへんざい【富の偏在】
uneven distribution of wealth
とみのへんざいによるふりえき【富の偏在による不利益】
detriments of uneven wealth distribution
とみ【富】
[共通する意味] ★個人や法人の所有する、経済的な価値をもつものの総体。[使い方]〔資産〕▽会社の資産を凍結する▽資産を公開する〔財産〕▽働いて財産をつくる▽火事で財産を失う〔恒産〕▽恒産のない...
とむ【富む】
[共通する意味] ★勢いが盛んになる。[英] to prosper[使い方]〔栄える〕(ア下一)▽港町として栄える▽悪が栄えたためしはない〔繁栄〕スル▽国が繁栄する▽繁栄している都市〔繁盛〕スル...
ふごう【富豪】
[共通する意味] ★大きな財産を持った、富裕な人。[英] a man of wealth[使い分け]【1】「金持ち」は、最も一般的な語。【2】「富豪」は、莫大(ばくだい)な財産を持つ大金持ちに使...
ふうきえいが【富貴栄華】
身分が高く、富み栄えること。▽「富貴」は財産があって身分が高いこと。「栄華」は華やかに栄えること。
ふうきざいてん【富貴在天】
ある人が富める者になったり、貴人の位を手に入れたりするのは、すべて天命であり、個人の力ではどうにもできないものなのだ、ということ。
ふうきふうん【富貴浮雲】
富と地位は、浮き雲のようなものである意。人としての道を逸脱して得た富や地位は、はかなく頼りにならないこと。また、名利に無関心で金銭や地位に心を動かされることのないたとえ。一般に富と地位は、はかなく頼りにならないものである意にも用いられる。▽「富貴」は財産があって身分が高いこと。
ふうきふくたく【富貴福沢】
富んで地位が高く幸せなこと。天が人に与える富貴や恩沢をいう。▽「富貴」は財産があって、しかも身分が高いこと。「福沢」は幸せと恵みの意。
ふうきりたつ【富貴利達】
富んで身分が高くなること。また、立身出世すること。▽「富貴」は財産があって身分が高いこと。「利達」は利益と栄達の意。
とみい‐まさあきら【富井政章】
[1858〜1935]民法学者。京都の生まれ。フランス法学派の中心的存在。民法典起草者の一人。東大教授・貴族院議員・枢密顧問官などを歴任。著「民法原論」など。
とみやす‐ふうせい【富安風生】
[1885〜1979]俳人。愛知の生まれ。本名、謙次。高浜虚子に師事し、「ホトトギス」同人となった。句集「草の花」「松籟(しょうらい)」「古稀春風」など。
ふじかわ‐ゆう【富士川游】
[1865〜1940]医史学者。広島の生まれ。和漢の古医書を収集し、日本の医史学を確立。著「日本医学史」「日本疾病史」など。
ふじたに‐なりあきら【富士谷成章】
[1738〜1779]江戸中期の国学者・歌人。京都の人。皆川淇園(みながわきえん)の弟。号、層城・北辺(きたのべ)。活用の研究・品詞分類などに業績を残す。著「挿頭抄(かざししょう)」「脚結抄(あ...
ふじたに‐みつえ【富士谷御杖】
[1768〜1824]江戸後期の国学者・歌人。京都の人。成章(なりあきら)の長男。名は成寿・成元、のち御杖。号、北辺(きたのべ)。「てにをは」を研究。古事記神話の解釈に新説をたてた。著「古事記灯...