おやす‐きょう【小安峡】
秋田県南東部にある峡谷。皆瀬川上流の急流が小安岳(標高1292メートル)を浸食してできた深い谷。紅葉や上流にある大噴湯が有名。栗駒国定公園の一部。
こ‐あどの【小安殿】
《「こあんどの」の撥音の無表記》「こやすみどの」に同じ。「—の行幸とて、ののしりあひたり」〈讃岐典侍日記・下〉
こ‐やす・い【小安い】
[形]相場が下がり気味である。値上がりの勢いが止まっている。→小高い2
こ‐やすみどの【小安殿】
大内裏の殿舎の一。大極殿(大安殿(おおやすみどの))の後方(北方)にあって、天皇が政務を執る殿舎。こあどの。しょうあんでん。
しょう‐あん【小安/少安】
1 少し安らかなこと。しばらく安心であること。「—を得る」 2 小成に満足して大志のないこと。「—に安んずる」