しょう‐のう【小脳】
大脳の後下部にある、中枢神経系の一部。主に体の平衡、運動機能の調節をつかさどる。鳥類・哺乳類によく発達。→脳1
しょうのう‐うちゅうぶ【小脳虫部】
小脳の中心部にある、左右の小脳半球にはさまれた部分。体幹の平衡感覚を司る。損傷を受けると、体がふらつき、座ることも困難になる。→小脳半球
しょうのう‐がま【小脳鎌】
大脳鎌の後端に連なる脳硬膜の組織。左右の小脳半球を仕切るが、大脳鎌に比べて小さい。
しょうのう‐しっちょう【小脳失調】
⇒小脳性運動失調
しょうのうせい‐うんどうしっちょう【小脳性運動失調】
小脳の障害に伴って起こる運動失調。四肢運動障害、起立・歩行障害、構音障害、眼球運動障害などがある。小脳失調。