げんげ【紫雲英/翹揺】
レンゲソウの別名。《季 春》「とぶ鮒を—の中に押へけり/秋桜子」
せん‐よう【閃揺】
光度の違う光線が、交互に目を刺激するときに、目がちらちらする現象。フリッカー。
とう‐よう【蕩揺】
[名](スル)ゆり動かすこと。また、ゆれ動くこと。「春は何時(いつ)しか私の心を—し始めたのである」〈漱石・硝子戸の中〉
とり‐ゆ【取り由/取り揺】
箏(そう)を弾奏するときの技法の一。右手で弾いたあと、左手の指でその弦をつまみ、右の方に引きよせて音を下げること。「つらつき美しげにて、—の手つき、いみじう作りたるものの心地するを」〈源・少女〉
どう‐よう【動揺】
[名](スル) 1 ゆれ動くこと。「強風で船体が—する」 2 心や気持ちがゆれ動くこと。平静を失うこと。「事故の知らせに—する」 3 社会などが秩序を失い乱れること。「政界が—する」