な・ず【撫づ】
[動ダ下二]「なでる」の文語形。
な・ぜる【撫ぜる】
[動ザ下一]「なでる」の音変化。「頰を風が—・ぜる」
なだ・す【撫す】
[動サ四]《動詞「な(撫)ず」の未然形に尊敬の助動詞「す」がついたものの音変化。上代語》おなでになる。一説に、正(ただ)す意とも。「臣の子は栲の袴を七重をし庭に立たして足結(あよひ)—・すも」〈...
なで‐あ・げる【撫で上げる】
[動ガ下一][文]なであ・ぐ[ガ下二]なでて上の方へ上げる。上の方へ向かってなでる。「髪を—・げる」
なで‐うし【撫で牛】
伏した牛の形に作った素焼きまたは木彫りの置物。商家などで、なでて吉事を祈る。吉事のたびに、下に布団を重ねて敷いた。
なであげる【×撫で上げる】
髪をなで上げるcomb [brush/smooth] one's hair back [up]
なでおろす【×撫で下ろす】
I〔下になでる〕彼はひげをなで下ろしたHe stroked his beard.II〔胸を〕その知らせを聞いてほっと胸をなで下ろしたI was greatly relieved to hear ...
なでがた【×撫で肩】
なで肩の女性a woman with sloping shoulders
なでぎり【×撫で斬り】
I1若芽をなでぎりにするslash shoots off a tree2〔片端から切り倒すこと〕群がる敵兵をなでぎりにしたHe cut [mowed] down a throng of enem...
なでしこ【×撫子】
〔植物〕a pink