と【斗】
1 尺貫法の容積の単位。1升の10倍、すなわち約18.039リットル。→升(しょう) 2 ます。特に、一斗枡(いっとます)。 3 建築で、斗形(ますがた)。 4 二十八宿の一。北方の第一宿。射手...
と【斗】
[常用漢字] [音]ト(慣) [訓]ます 1 ひしゃく。ます。「火斗・玉斗・漏斗(ろうと)」 2 容積の単位。一升の10倍。「斗酒/五斗米(ごとべい)」 3 ひしゃく形の星座の名。「斗牛/星斗・...
と‐かき【斗掻き/概】
枡(ます)で穀類などを量るとき、盛り上がった部分を平らにならすのに使う短い棒。ますかき。かいならし。
とかき‐ぼし【斗掻き星】
二十八宿の一、奎宿(けいしゅく)の和名。→奎(けい)
と‐がた【斗形/枓】
「枡形(ますがた)2」に同じ。
としゅせきけい【斗酒隻鶏】
一斗の酒と一羽の鶏。転じて、亡き友人を哀悼し述懐すること。▽「斗酒」は一斗の酒。「隻」は鳥を数える単位。昔、一斗の酒と一羽の鶏は死者を祭るのに用いたもので、もと、魏ぎの曹操そうそうが友人の橋玄きょうげんの墓を祭ったときに作った文にこの語を用いたことから。
としゅひゃっぺん【斗酒百篇】
大いに酒を飲みながら、たくさんの詩歌を作ること。
とせつだこう【斗折蛇行】
斗(北斗七星)のように折れ曲がり、蛇のようにくねくねと曲がりながら進むこと。転じて、道や川などにカーブが多く、くねくねと続いていくさま。▽「蛇行」は曲がりくねって進むこと。「蛇」は「じゃ」とも読む。
となんのいちにん【斗南一人】
その道の第一人者。この世に比べる者のないすぐれた実力者。