せんちゃく‐ほんがん【選択本願】
仏語。阿弥陀仏が法蔵菩薩(ぼさつ)であったとき、諸仏の立てた誓いの中から最もすぐれたものとして選び取った四十八の誓願。特に、その第十八願の誓願。
たりき‐ほんがん【他力本願】
1 《他力(阿弥陀仏)の本願の意》仏語。自らの修行の功徳によって悟りを得るのでなく、阿弥陀仏の本願によって救済されること。浄土教の言葉。 2 《誤用が定着したものか》俗に、自分の努力でするのでは...
だい‐ほんがん【大本願】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)の、衆生(しゅじょう)を済度しようという大きな願い。
天台宗の大勧進とともに、長野の善光寺を管理する浄土宗の尼寺。
ほん‐がん【本願】
1 本来の願い。本懐。「—を達成する」 2 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救済するために起こした誓願。阿弥陀仏の四十八願など。本誓(ほんぜい)。 3 「本願主(ほんがんしゅ)」の略。