おき‐びしゃく【置き柄杓】
茶の湯の風炉点前で、湯をくみ出したあとの柄杓の置き方の一。柄の上から親指、下からその他の指をそろえて持って置く。
からす‐びしゃく【烏柄杓】
サトイモ科の多年草。畑などに生え、高さ約20センチ。葉は3枚の小葉からなり、長い柄の中ごろと上端とに1個ずつむかごをつける。6月ごろ、緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ花穂をつける。根茎を漢方で...
きり‐びしゃく【切り柄杓】
茶の湯の風炉点前で、湯を汲み出したあとの柄杓の置き方の一。柄を親指と人差し指の間に置き、その掌(てのひら)をからだと反対側の向きに開いて釜に置く。→置き柄杓
こえ‐びしゃく【肥柄杓】
糞尿(ふんにょう)をくみ取るのに使う柄(え)の長いひしゃく。
ちゃ‐びしゃく【茶柄杓】
茶道具の一。釜(かま)から湯をくみとるときに用いる竹製の小さい柄杓。