いたり‐せんさく【至り穿鑿】
《「いたりぜんさく」とも》 1 細部にわたって知りたがること。「ああ貴君(あなた)も—なさります」〈一葉・にごりえ〉 2 粋(いき)の限りを尽くすこと。ぜいたくを極めること。「この如く人知らぬ物...
いん‐さん【陰惨】
[名・形動]暗くむごたらしい感じ。また、そのさま。「—を極める」「—な事件」
いん‐しん【殷賑】
[名・形動]活気があってにぎやかなこと。また、そのさま。繁華。「歳末の市場は—を極める」「駅の中に—な商店街があって」〈百閒・特別阿房列車〉
いん‐せい【殷盛】
極めて盛んなこと。繁盛していること。「—を極める」
えい‐が【栄華/栄花】
1 権力や財力によって世に時めき、栄えること。また、ぜいたくをすること。「—を極める」「栄耀—」 2 「清華家(せいがけ)」に同じ。「兼雅卿は—の人なり」〈平家・二〉
栄耀栄華
luxury栄耀栄華を極めるenjoy extremes of luxury栄耀栄華を欲しいままにしたHe commanded both power and fortune.
極める
1〔高い所に行き着く〕山頂を極めるreach the summit of a mountain2〔この上もなく…である〕贅沢ぜいたくを極めるlive in extreme luxuryその仕事は...
現象
I〔現れた形・姿〕a phenomenon ((複 -mena));〔出来事〕a happening;〔局面〕a phase自然[社会]現象a natural [social] phenomen...
興隆
prosperity興隆する 〔栄える〕prosper;〔全盛を極める〕flourish文化の興隆the flourishing of culture戦後の日本の興隆は目覚ましかったThe wa...
こうりゅうする【興隆する】
〔栄える〕prosper;〔全盛を極める〕flourish文化の興隆the flourishing of culture戦後の日本の興隆は目覚ましかったThe way Japan rose t...
みきわめる【見極める】
[共通する意味] ★本質や真相などが分かるまで注意してよく見る。[英] to discern[使い方]〔見極める〕(マ下一)▽結果を見極める▽なりゆきを見極める〔見定める〕(マ下一)▽事のなりゆ...
かぎる【限る】
[共通する意味] ★この上ないというところまで至る。[使い方]〔限る〕(ラ五)▽冬は温泉に限る▽あの人に限って来ないなどということはあるまい〔極める〕(マ下一)▽頂上を極める▽栄華を極める〔絶す...
きわめる【極める】
[共通する意味] ★この上ないというところまで至る。[使い方]〔限る〕(ラ五)▽冬は温泉に限る▽あの人に限って来ないなどということはあるまい〔極める〕(マ下一)▽頂上を極める▽栄華を極める〔絶す...
せんじつめる【煎じ詰める】
[共通する意味] ★奥底まで考えたり調べたりして、つきとめる。[英] to inquire into[使い方]〔突き詰める〕(マ下一)▽突き詰めて考える▽原理を突き詰める〔極める〕(マ下一)▽奥...
みさだめる【見定める】
[共通する意味] ★本質や真相などが分かるまで注意してよく見る。[英] to discern[使い方]〔見極める〕(マ下一)▽結果を見極める▽なりゆきを見極める〔見定める〕(マ下一)▽事のなりゆ...
かくぶつちち【格物致知】
物事の道理や本質を深く追求し理解して、知識や学問を深め得ること。『大学』から出た語で、大きく分けて二説ある。宋そうの朱熹しゅきは出典を「知を致いたすは物に格いたるに在り」と読んで、自己の知識を最大に広めるには、それぞれの客観的な事物に即してその道理を極めることが先決であると解釈する。一方、明みんの王守仁おうしゅじん(王陽明)は「知を致すは物を格ただすに在り」と読んで、生まれつき備わっている良知を明らかにして、天理を悟ることが、すなわち自己の意思が発現した日常の万事の善悪を正すことであると解釈している。他にも諸説ある。▽「致知格物ちちかくぶつ」ともいう。
じゅくどくがんみ【熟読玩味】
文章をよく読み、じっくり考えて味わうこと。▽「玩味」はよく味わって食べる意で、物事の意義をよく考え味わうこと。「玩」は「含」とも書く。
ねつがんれいてい【熱願冷諦】
熱心に願い求めることと、冷静に本質を見極めること。▽「熱願」は熱心に願うこと。また、熱烈な願い。「諦」は明らかにすること。よく見てはっきりさせること。