しょう‐ぼう【正法】
仏語。 1 正しい教え、すなわち仏法。 2 三時の一。仏の教えがよく保たれ、正しい修行によって悟りが得られる時代。仏滅後500年または1000年の間。正法の時。正法時。
しょうぼう‐げんぞう【正法眼蔵】
一切のものを明らかにし、包み込んでいる、正しい教え。仏法。 [補説]書名別項。→正法眼蔵
しょうぼうげんぞう【正法眼蔵】
中国、南宋時代の大慧宗杲(だいえそうこう)の法語集。6巻。1147年成立。俗称、大慧正法眼蔵。 鎌倉時代の法語集。95巻。寛喜3〜建長5年(1231〜1253)成立。宗門の規則・行儀・坐禅弁...
しょうぼうげんぞうずいもんき【正法眼蔵随聞記】
鎌倉時代の法語集。6巻。道元の法語を、弟子懐奘(えじょう)が記録した書。嘉禎年間(1235〜1238)の成立。
しょうぼう‐じ【正法寺】
京都市東山区にある時宗国阿派の寺。山号は霊鷲山(りょうじゅせん)、開創は延暦年間(782〜806)、開基は最澄(さいちょう)で霊山寺と称した。弘和3年=永徳3年(1383)国阿が入寺して時宗国...